東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。
前回に引き続き、台東区の経営デジタル化支援をご紹介します。
今回は、助成限度額・助成率・助成対象経費などについて解説します。
限度額 |
助成率 |
経費区分 |
助成対象経費 |
「A」と「B」併せて最大25万円 |
「A」 対象経費の 1/2以内 |
ソフトウェア導入費 |
生産性向上に資するソフトウェア (セキュリティソフトウェアを含む) |
クラウド費用 |
クラウドサービスの利用費用 (助成決定後~2025年3月14日までに支払・使用分が対象。2025年4月分以降は対象外。) |
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専用の ハード機器 |
・購入代金、賃借料 ・専用の機器における付属品を含む (キャッシュレス端末、名刺スキャナーなど使用用途が限られるもの) |
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「B」 対象経費の 1/5以内 |
汎用機器 ※汎用機器のみの申請は不可 |
・ソフトウェアまたはシステムの購入に伴い最低限必要となるもの (パソコン・タブレット・スキャナー・プリンター及び周辺機器等) ・購入代金、賃借料 ・汎用機における付属品を含む |
【注意点】
・台東区内の事業所に導入するものが対象です。
・助成金の申請日以降、2025年3月14日(金)までに支出する経費が対象です。
・助成決定前に導入、支払を実施した場合は対象外です。
・助成金の申請は、経費を支払う前かつ導入前に行います。
・消費税は対象外です。
・リボ払での支払は対象外です。
【例】ソフトウェア40万円と汎用機40万円を購入する場合
ソフトウェア:1/2の20万円が助成対象
汎用機:1/5の8万円のうち、5万円(限度額)が助成対象
→合計25万円が助成額となります。
次回は、助成金の活用事例をご紹介します。
本記事が皆さまのお役に立てば幸いです。
(2024年07月)
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