東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。
助成対象者 | 都内での創業を具体的に計画している個人又は創業後5年未満の中小企業者等のうち、一定の要件を満たす方 |
助成対象期間 | 交付決定日から6ヶ月以上最長2年 |
助成対象経費 | 賃借料、広告費、器具備品購入費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、従業員人件費 |
助成限度額 | 300万円(下限100万円) |
助成率 | 3分の2以内 |
前回に引き続き、人材開発支援助成金(特定訓練コース・一般訓練コース)をご紹介いたします。
今回は、支給額について解説します。
本記事においては、中小企業に対する原則的な金額を記載しております。
(1)助成額・助成率
|
<OFF-JT>経費助成 |
<OFF-JT>賃金助成 (1人1時間当たり) |
<OJT>実施助成 (1人1コース当たり) |
特定訓練コース |
45% |
760円 |
20万円(定額制) |
一般訓練コース |
30% |
380円 |
|
(2)経費助成の限度額
経費助成は訓練時間に応じて、次の金額が上限となります(1人当たり)。
訓練時間 |
20時間(特定訓練 コースは10時間)以上 100時間未満 |
100時間以上 200時間未満 |
200時間以上 |
特定訓練コース |
15万円 |
30万円 |
50万円 |
一般訓練コース |
7万円 |
15万円 |
20万円 |
(3)賃金助成の限度額
特定訓練コース・一般訓練コースともに、1人1訓練当たり1,200時間が限度時間となります。
ただし認定職業訓練・専門実践教育訓練については、1,600時間が限度時間となります。
次回は、支給要件についてご説明します。
こちらの助成金の活用を検討されたいとお考えの方は、当事務所までお気軽にお問合せください。
(2022年07月)
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<ブログ用 目次>
金融機関で融資を受けるには様々な書類が必要となります。
法人が融資の申し込みのときに金融機関から求められる書類には主に次のようなものがあります。
① 登記簿謄本(登記事項証明書)
② 借入申込書などの金融機関の所定用紙
③ 過去の決算書(損益計算書・貸借対照表など)または申告書
④ 代表者の身分証明書
⑤ 納税証明書
⑥ 事業で使用している通帳
⑦ その他の書類(賃貸契約書・許可書等など)
この他にも、場合によっては事業計画書の提出が必要になります。
融資を考えている方はお気軽に当事務所までお問い合わせください。
(2022年06月)
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前回に引き続き、人材開発支援助成金(特定訓練コース・一般訓練コース)をご紹介いたします。
今回は、助成を受けられる訓練について解説します。
「特定訓練コース」の対象となる訓練は、次の①~④です。
①労働生産性向上訓練
②若年人材育成訓練
③熟練技能育成・承継訓練
④認定実習併用職業訓練
①~③は、訓練時間数が10時間以上のOFF-JT(企業の事業活動と区別して実施する座学・実技訓練)になります。
④は、OJT(適格な指導者による指導のもとで、企業内の事業活動の中で実施する実習訓練)とOFF-JTを効果的に組み合わせた訓練として、厚生労働大臣の認定を事前に受けたものになります。
「一般訓練コース」は、職務に関連した専門的な知識および技能を習得させるための職業訓練(特定訓練コースに該当するもの以外)で、訓練時間数が20時間以上のものに助成を行います。こちらはOFF-JTのみが対象となります。
従来、人材開発支援助成金は「対面」による訓練が原則でしたが、2022年4月より「eラーニング」と「通信制」による訓練にも、助成金が支給されるようになりました。
各労働者が隙間時間や業務の閑散期などにあわせて、自席などから訓練へ参加できるため、人材育成を行う時間がないという課題を抱えている事業主も、訓練を実施しやすくなりました。
次回は、支給額についてご説明します。
こちらの助成金の活用を検討されたいとお考えの方は、当事務所までお気軽にお問合せください。
(2022年06月)
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