東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。
「骨髄バンク」とは、白血病等の血液疾患のため骨髄移植などが必要な患者と、それを提供するドナーをつなぐ公的事業です。
非血縁者間の骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要としている方は、全国で毎年2千人ほどいると言われています。
骨髄等の移植を推進するため、骨髄等の提供者(ドナー)と、ドナーが勤務する事業所を対象とする助成金制度が、全国の地方自治体や民間団体で導入されています。
今回は、千代田区の「骨髄移植ドナー支援事業助成」を例にご紹介します。
ほかの自治体でも同様の助成金制度がありますので、詳細は市区町村のホームページ等をご確認ください。
1.対象者
次のいずれにも該当するドナーおよびそのドナーを雇用する事業主(国、地方公共団体、独立行政法人を除きます)が対象です。
①骨髄バンクへのドナー登録を行い、骨髄などの提供を完了後、1年以内の方
②骨髄などの採取に伴う通院または入院の期間において、千代田区に住所を有する方
2.助成金の額
骨髄などの提供に伴う通院または入院の日数(上限は7日)につき、ドナーは2万円、ドナー雇用主は1万円です。
①健康診断のための通院の日数
②自己血貯血のための通院の日数
③骨髄などの採取のための入院の日数
④その他骨髄などの提供に関し、日本骨髄バンクが必要と認める通院などの日数
3.申請方法
骨髄などの提供が完了した日から1年以内に、助成金交付申請書を提出します。
本記事が皆さまのお役に立てば幸いです。
(2024年10月)
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