野中敏博税理士事務所 ブログ

東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。

創業計画書に書く10項目

<ブログ用 目次>

スムーズに創業融資を借りるためには、しっかりした創業計画書を書くことが重要になります。
創業計画書に書く内容は金融機関によって多少違うものの、基本的に書くべき項目として、
以下の10項目があげられます。

1.創業の動機
  明確で密度の濃い創業の動機を書くことで、満額借りられる確率が高くなります。

2.経験や経歴
  創業を考えている事業での豊富な経験があればそのアピールが有利になります。
  経験年数が少ない場合は、十分その事業を行える能力を持っていると理解して
  もらうために経験が創業する事業のどの部分に有効かを明確に書きましょう。

3.取扱商品やサービスの特長
  取り扱う商品やサービスが売れると思ってもらうために、特長を明確に伝えましょう。

4.ターゲット顧客とニーズ
  ターゲット顧客を明確にし、ニーズを把握しておくことで、市場に受け入れられる商品
  であるということをアピールできます。

5.自分の強み
  資格や経験など自分の持っている強みをアピールすることで、事業成功の可能性が
  高いとみてもらえます。

6.競合の分析
  競合となる相手と比較し、その優位性を訴えることで、ターゲット顧客から選んで
  もらえると思ってもらえます。

7.販売促進戦略・集客戦略
  数値計画に書かれている売上の根拠を示すために、集客や販売促進の具体的な戦略を
  書くことで、金融機関の事業計画に対する評価が高まります。

8.必要な資金と自己資金の調達方法
  申請金額が必要資金として妥当であるかどうか見られます。
  また、自己資金の調達方法において、創業のための自己資金をコツコツ貯めてきたのか
  、創業までの努力なども見られます。

9.現在の借入状況
  現在の借入状況を確認し、借入が多い場合は融資を断れられることもあります。
  借入の存在に記載もれがあると虚偽申請とされますので、正しく申請しましょう。

10.収支計画
  収支計画を見て返済可能性を判断します。
  実現可能性が高く、根拠のある収支計画を作成しましょう。 

融資をお考えの方はお気軽に当事務所までお問合せください。
(2024年09月)


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