野中敏博税理士事務所 ブログ

東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。

住宅ローン減税


<ブログ用 目次>


2024年01月から、住宅ローン減税を受けるには、
省エネ基準に適合する必要があります。

    

令和4年度税制改正により、原則として2024年1月以降に建築確認を受けて新築された住宅は、省エネ基準に 適合することが住宅ローン減税の必須要件となりました。 また、住宅ローン減税の申請時には、省エネ基準以上適合の証明書が必要になります。


1. 2024年01月以降に建築確認を受けた新築住宅について住宅ローン減税を受けるには
  省エネ基準に適合する必要があります。

2. 省エネ性能に応じて住宅ローン控除の借入限度額が異なります。

控除率0.7% 2022年、2023年 2024年入居、2025年入居
認定長期優良住宅
認定低炭素住宅
5,000万円 4,500万円
ZEH水準省エネ住宅 4,500万円 3,500万円
省エネ基準適合住宅 4,000万円 3,000万円
省エネ基準に適合しない
「その他の住宅」
3,000万円 0円
2023年末までに建築確認を受けた場合、
借入限度額2,000万円



3. 住宅ローン減税の申請には、省エネ基準以上適合の「証明書」が必要になります。
 
●省エネ基準に適合していることを証する証明書として、以下のいずれかの提出が必要※です。  ※ただし、改正建築物省エネ法が施行予定の2025年4月以降に建築確認を受ける場合は不要となります(予定)。
建設住宅性能評価書(登録住宅性能評価機関のみが発行できます。)
住宅省エネルギー性能証明書(登録住宅性能評価機関等のほか建築士も発行可能です。)


●建築主から証明書の求めがあった場合、登録住宅性能評価機関等に証明書の発行を依頼するほか、 ②の住宅省エネルギー性能証明書については建築士事務所に属する建築士であれば、対象となる 住宅の設計者・工事監理者である建築士が発行することも可能です。

本記事が皆様のお役に立てば幸いです。

 
(2024年01月)
 
                  
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