東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。
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前回、「キャリアアップ助成金」について7つのコースがあるとお話しました。
今回は、その中の「正社員化コース」の助成額についてお話します。
1. 助成額
有期契約労働者等を正規雇用労働者に転換または直接雇用した場合に助成
< >生産性の向上が認められる場合の額 ( )内は中小企業以外の額
①有期→正規:1人当たり57万円<72万円> (42万7,500円<54万円>)
②有期→無期:1人当たり28万5,000円<36万円> (21万3,750円<27万円>)
③無期→正規:1人当たり28万5,000円<36万円> (21万3,750円<27万円>)
<①~③合わせて、1年度1事業所当たりの支給申請上限人数は20人まで>
*正社員コースにおいて「多様な正社員(勤務地限定正社員、職務限定正社員および短時間正社員)」へ転換した場合には正規雇用労働者へ転換したものとみなします。
*派遣労働者を派遣先で正規雇用労働者または多様な正社員として直接雇用した場合に助成額を加算
・①③:1人当たり28万5,000円<36万円>(大企業も同額)
*母子家庭の母等または父子家庭の父を転換等した場合に助成額を加算
(転換等した日において母子家庭の母等または父子家庭の父である必要があります)
*若者雇用促進法に基づく認定事業主が35歳未満の者を転換等した場合に助成額を加算
(転換等した日において35歳未満である必要があります)
・いずれも①:1人当たり95,000円<12万円>、②③:47,500円<60,000円>(大企業も同額)
*勤務地・職務限定正社員制度を新たに規定し、有期契約労働者等を当該雇用区分に転換または直接雇用した場合に助成額を加算
・①③:1事業所当たり95,000円<12万円>(71,250円<90,000円>)
次回は、キャリアアップ計画書作成についてお話したいと思います。
受給したい、または内容を詳しく知りたいとお考えの方は、当事務所まではお気軽にお問い合わせください。
(2019年8月)
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